
風よけカバーってデメリットはあるの?逆に暑くなったりしないかな…
エアコンの風向きを変えるのに便利な風よけカバーですが、デメリットがあるのも見逃せません。
エアコン用風よけカバーには
- 部屋全体が涼しくなりにくくなる
- 空気の循環が悪くなってムワッとする
- サイズが合わず、取り付けにくいことがある
- エアコンの負荷が増え、電気代が上がる可能性
- 見た目や安全面で気になる点も
などのデメリットが見られます。



子どもに風が当たらないように買いたいのに、部屋が全然冷えなかったら困るなぁ
エアコン風よけカバーのデメリットや逆効果を感じてしまうその原因は、実は風よけカバーの選び方や設置環境の相性にあるかもしれません。
エアコンの風が体に直撃してツラい人は、 風の角度を変えて和らげる「風よけカバー」がおすすめです。


一方で、風が直接当たらないけど部屋がムラ暑い人は、空気を回して冷気を均等にする「サーキュレーター」がおすすめですよ。





我が家のケースでは、エアコンの真下に二段ベッドがあり配置も変えられなかったので、エアコン風よけカバーで直撃を防げて活躍しています。
若干冷えにくくなった気がしますが、サーキュレーターとの併用で設定温度を変えずに快適に過ごせていますよ
この記事では、エアコン風よけカバーのデメリットや対策、おすすめのケースとおすすめしないケースを実体験ベースでお伝えします。
エアコン風よけカバーのデメリット5選
エアコンの風が直撃して「寒すぎる!」と感じたこと、誰でも一度はありますよね。
そんなときに頼りになるのが「エアコン風よけカバー」。
でも、便利そうだな〜と思って買ったのに、実際使ってみると「なんか思ってたのと違う…」と感じる人が意外と多いんです。
実はこの風よけカバー、使い方や部屋の環境によっては「デメリットの方が気になる」こともあるんですよ。
特に注意したいのが以下の5点です。
- 部屋全体が涼しくなりにくくなる
風を避けるためのカバーが、冷気の通り道を妨げてしまい、エアコンの効きが悪く感じられることがあります。とくに広い部屋や天井の高い空間で起こりやすいです。 - 空気の循環が悪くなってムワッとする
冷たい空気がうまく回らず、一部に熱がこもってしまうことも。これは風の流れが不自然に遮られてしまうのが原因です。 - サイズが合わず、取り付けにくいことがある
エアコンの機種によってはカバーがぴったり合わず、浮いてしまったり、すぐズレたりするケースもあります。無理に取り付けると落下リスクも。 - エアコンの負荷が増え、電気代が上がる可能性
冷気が届かない分、設定温度を下げてしまいがち。その結果、エアコンが頑張りすぎて電力を余計に消費することも。 - 見た目や安全面で気になる点も
透明のプラスチックが目立つ、ぶら下がったパーツが邪魔…などの見た目問題に加え、小さなお子さんがいる家庭では落下事故も心配です。
このように、風よけカバーは決して「万能アイテム」ではありません。
でも、きちんと目的を理解し、使い方を工夫すれば、とても便利な存在でもあります。
続いて「暑くなってしまった」という具体的な体験例をもとに、どんな失敗があるのかを詳しくご紹介していきますね。
エアコンの風よけカバーは暑く感じる?



風よけカバーを付けてから、なんか部屋が暑いんだけど…
我が家では子供用ベッドのそばにエアコンを設置していて、子どもにエアコンの風が直撃してしまうため、風よけカバーをつけてみました。
「子どもに風が当たらないように」と配慮したのに、寝室全体がなんだかムワッと暑苦しくなってしまいました。
理由はとてもシンプルで、風の流れが遮断されてしまうから。
本来、エアコンの冷気は部屋全体に広がるように設計されています。
でも、風よけカバーを使うことで、その風が不自然な方向に曲がったり、極端に上向きになってしまうんですよね。
たとえば、ベッドに風が当たらないように…と斜め上にカバーを向けたら、冷気が天井で止まってしまい、部屋全体が暑いままなんてことも。



そんな時はサーキュレーターが大活躍!風を循環させることで部屋全体を冷やすことができますよ。
「サーキュレーターを併用していない」場合。風よけで冷気の広がりが制限されてしまうと、部屋の空気が停滞しやすくなるんです。
冷房は効いているはずなのに、空気がよどんでいて、体感温度がぜんぜん下がらない…。
結果として「エアコン効かない!暑い!」となってしまうわけです。
風よけカバーだけだと暑く感じる場合は、サーキュレーターと併用すると良いですよ。
もうひとつ盲点なのが、風よけの角度ミス。
これ、実際やってみると分かりますが、少し角度がズレるだけで、風の方向が変なところに向かってしまうんですよね。
冷気が壁にぶつかって跳ね返ったり、天井に溜まって全然下に降りてこなかったり。
こうなると、部屋の一部は涼しくても、他の場所が暑くてバランスが悪いと感じる原因になります。
「暑くなった」と感じるのは、風よけカバーが悪いというより、設置方法や環境との相性に原因があることがほとんどなんです。
風よけカバーがおすすめな人・おすすめしない人
風よけカバーは、すべての人や環境に万能というわけではありません。
使うべきかどうかを判断するには、「自分の悩み」と「部屋の条件」をしっかり見極めることが大切です。ここでは、それぞれに向いている人・向いていない人を整理してみましょう。
風よけカバーがおすすめな人
- エアコンの風が体に直接当たって不快に感じる人
- 赤ちゃんや高齢者がいて、冷風を避けたい家庭
- 寝室や子ども部屋など、空間が比較的狭い部屋で使いたい人
- 冷えすぎを防いで、やさしい涼しさを求めている人
- 睡眠中に冷風が顔に当たるのが気になる人
風よけカバーをおすすめしない人
- リビングなどの広い部屋で部屋全体を効率的に冷やしたい人
- 空気の循環を重視していて、冷気ムラを作りたくない人
- 室内の見た目やインテリアに強いこだわりがある人
- エアコンの電気代を抑えたいと考えている人
- 風向きや空調調整をエアコン機能だけで完結させたい人
風よけカバーは「直風を避けたい人」にはとても便利なアイテムです。
一方で、「部屋全体を冷やしたい」「効率重視」「見た目重視」の人には、サーキュレーターや家具配置の工夫など、別の選択肢の方が合っているかもしれません。
自分がどちらのタイプかを判断することで、失敗せずに快適な夏を迎えられますよ。
エアコン風よけカバーのデメリット5選|暑くなる?後悔しないための選び方まとめ
エアコンの風よけカバー、一見便利そうに見えるけど、実は思っている以上に相性が重要なアイテムです。
この記事ではまず最初に、「暑く感じる」などの使用者のリアルな声をもとに、風よけカバーの5つの主なデメリットを紹介しました。
冷気が届かなくなる、空気がこもる、電気代が上がる、サイズが合わない、見た目や安全面の不安――こうした点を知らずに使うと、「なんか効かない」「むしろ暑い」と感じる原因になってしまいます。
でも、ちゃんとした使い方をすれば、その効果は本物です。
特に小さなお子さんや冷風が苦手な方には、強い味方になることも多いですよ。
そのためには、
- 風向きとカバーの角度の調整
- サーキュレーターとの併用
- 部屋やエアコンの環境に合った使い方
といったちょっとした工夫がカギになります。
自宅の環境によって適切な対策グッズを選ぶことで今年の夏はもっと気持ちよく乗り切れるはずですよ。
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